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小紋潤さんの歌集

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全国大会でも話題になっていましたが、小紋潤さんの歌集が8月に出ました。
歌集ができあがるまでの経過を谷岡さんが「覚書」に記し、作品の読みを大口さんが書いています。
『蜜の大地』というタイトルに絡めて小紋さんの人となりにも触れた文章を読んだ後に、また歌集にもどって歌を読むと、小紋さんの世界がより深く味わえるでしょう。
高麗隆彦氏の装丁も繊細で芸術性が高く、表紙をめくるとまた展開があり、とても凝っています。

なだれ落ちる光の雫 滅びゆくもののすずしき終りみてをり
白骨と草に寝ねたる朝が来て光りかがよふ水晶の骨
夏は来てひとりしづかに捲りゆく『絵のない絵本』の中のあかとき


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